SNSが招いた生徒と先生のトラブル事例
今の時代、ピアノの先生はTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを積極的におこなっている先生も多く、教室の様々な情報を発信して、生徒募集に繋げようと活用しています。
しかし、中にはTwitterなどで生徒の愚痴や文句を書く先生もいて、それが先生の知らないところでトラブルの種を撒いていることがあります。
今回、ONFAN.に寄せられた情報の中で「ピアノ教室を辞めたらTwitterに文句を書かれた」というケースをご紹介します。
ピアノ教室を辞めただけでTwitterでここまで書かれるの?
この元生徒さんですが、子供が小学4年生になり他の習い事も忙しくなり、ピアノの練習をせずにレッスンに行くようになってしまったため、子供と相談してピアノ教室を辞めることにしたそうです。
教室を辞める際は、さほど引き止められることもなくスムーズに退会することができたそうなのですが、問題はその1週間後。同じ先生に習っていて仲が良かった生徒さんの母親からLINEが来て「先生がTwitterに書いている人ってあなたのこと?」と聞かれたそうです。何を書かれているのかTwitterを見に行ってみると「昨日、練習を全くしてこなかった生徒が辞めた」「練習もしてないから演奏も酷く、あれなら辞めても仕方がない」「練習をしないのは親の責任。ピアノ辞めたところで他のことも中途半端になるでしょう」などといった書き込みがされていたそうです。
しかも、その書き込みには他のピアノの先生も賛同するコメントや「いいね」の数々。
ヤマハの先生ならクビが飛ぶくらいのことを平気でやる先生にご用心
もし、こういったことをヤマハの先生が書き込んだ場合、生徒への批判を公の場で、しかも名前こそ出していないにしても誰かは分かってしまうような文句を書いてしまえば、下手をするとクビになる可能性があります。
しかし、独立してピアノ教室を個人で開業しているピアノ教室の場合は、誰から咎められるわけでもありませんから、生徒に対する愚痴や文句を書いている先生も見かけることがあります。しかし、それはあまりにモラルが低い行為ですし、堂々と教室名を名乗って公の場にそういった事を平気で書ける先生は、ピアノのレッスン以前に人として問題があると言わざるを得ません。自分ではストレス解消で書いているつもりかもしれないのですが、一般の人が見て気持ちが良いものではないと思いますし、こんな先生に習いたいと思う人はいないと思います。
結局、このTwitterが原因で、最初に見つけた生徒さんのお母さんも先生に対して疑心暗鬼になり退会を決意。
今もその教室は存在しますし、相変わらずTwitterには「自分が正義」と言わんばかりの書き込みをしているようです。
ピアノ教室を選ぶときは、必ずTwitterなどのSNSをチェックしてみてください。愚痴や文句が多い先生には用心ですし、何に「いいね」をしているか。どんなコメントをしているのかを見るのも重要です。
※特定を避けるため、一部、いただいた情報を改変しています。
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